あなたには、旦那さんやお子さんの行動に対して「それよりこうしたら?」と思ったり強要してしまうことってありませんか?
その思考、ちょっと危険かもしれません。
些細なことに見えるけれど・・
突然ですが質問です。
今晩の夕ご飯はお刺身だとします。
あなたは、醤油皿にどのくらいの量の醤油を入れますか?
ちょっとだけ?それともいっぱい?
私の知り合いに、この醤油の量を巡っていつも喧嘩をする夫婦がいます。
「こんなことで?」と思われたかもしれません。
でも、当事者にとっては深刻な問題なのです。

喧嘩の内容はこんな風。
旦那さんは、お皿から溢れ出そうなくらいにいっぱい入れます。
奥さんはというと、その真逆です。
お皿に500円玉くらいの大きさが出来る程度です。
奥さんは、旦那さんが醤油をいっぱい使うのを見て、良い気持ちがしません。
理由は、もったいないから。
奥さんは、いつも使い切れなくて捨てるのがいやだから「使う分だけお皿にだして!」と言います。
食材を捨てると、なんだか申し訳ない気分になりますね。主婦として、奥さんの気持ちはよく分かります^^
でも、旦那さんは「分かった」とは、決して言いません。
いつもこう返ってきます。
「僕は、たくさんの量の醤油にちょこっと付けて食べるのが好きなんだ!何をみみっちいことを言っているんだ!」
夫婦といえども、育ってきた環境も考え方も違う二人が一緒になったのですから、醤油の使い方ひとつでも違いはあるのですね。
自分の食べたいように食べたい旦那さんの気持ちも分かりますね。
【違い】は【間違い】とは違います。
もし、同じようなことを、旦那さんの浮気解決中にしたらどうなるでしょう?
残念ながら、こんな小さなことでも、夫婦仲は悪化します。
最悪な場合、離婚にぐんぐん近づくかもしれません。

あなたと旦那さんは、【違い】があって当然です。
例えば、朝起きたら、旦那さんは必ず牛乳を一杯飲むけど、あなたは水を一杯飲む。コーヒーはブラックが一番と思う旦那さんだけど、あなたは砂糖とミルクを必ず入れる。
こんな風に探せば、違いは大小さまざま出てくるのではないでしょうか?

違いがあるからと言って、その度にお互いを指摘して喧嘩をしていたら、気持ち良くはありませんよね。
違いは【ちがい】であって、決して【間違い】ではないのです。
お刺身を美味しくいただくのに、醤油の量にこだわることってそれほど重要なことでしょうか?
それほど重要ではありませんね。
夫婦関係を良くするのであれば【気持ち良く一緒に過ごす】。
これが一番大切です。

修復が早く進むコツ
だって、あなたと一緒にいて「幸せ~」をたっぷり感じるからこそ、修復が進むのですから。
それには、あなたと旦那さんの違いを知って、それを受け止めてください。
これが修復が早く進むコツなのです。
旦那さんが気分よく、美味しそうに食べてくれたら、嬉しくなっちゃいませんか?
旦那さんも、美味しいものを気分よく食べれたら、ますますご機嫌になりますね。

人は誰もが自分の行動が認められると、嬉しいものです。
嬉しくなるから、認めてくれる人が大好きになります。
修復を目指している今は、特に旦那さんを認めることを大事にしてくださいね。
ご機嫌になってくれたら、あなたが一番大好きだったことを思い出してくれますよ。
まとめ
あなたのこだわりは、旦那さんに強要し続けなければならないほど、重要なことでしょうか?
あなたが欲しい未来を手に入れるために今すべきことは?の視点で今を生きていくと、きっと見えるものが変わっていくことでしょう。
あなたの心の軸を整えて、欲しい未来を見つめていきませんか?
あなたの幸せを心から祈っています。
愛され妻カウンセラー
西原亜希子